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【猫の症例】猫のおしっこトラブル:尿閉塞2022.12.04

2022年も残すところあとわずか!
日に日に寒くなっておりますが、この時期に発症する傾向のある病気のひとつに猫の下部尿路疾患(膀胱から尿道の病気の総称)』があります。
この下部尿路疾患の中で原因が特定できるものは全体の40%以下で、残り60%以上は原因が特定できない特発性(原因不明という意味)膀胱炎を占めています。
原因が特定できるものの中で、尿路結石や尿道栓子(炎症などで膀胱内でできた沈殿物の塊)によって不完全または完全閉塞を引き起こす病態は、約10~30%を占めるといわれています。

◆尿閉塞の注目点◆

  • ・閉塞を起こすのはほとんどが雄猫
  • ・閉塞している時間が長いと膀胱破裂や尿毒症(毒素が体中に回ること)になる
  • 早い段階で閉塞の解除をしないと死に至る(一般的に48時間以内)

 

◆主な症状◆

  • ・頻尿や血尿
  • ・排尿姿勢をとるが尿があまり/全く出ていない
  • ・排尿姿勢の時間が長い
  • ・重篤になると元気・食欲の低下、嘔吐 など

猫のおしっこトラブル:尿閉塞

尿閉塞と閉塞以外の膀胱炎を症状だけで区別することは難しく、尿の溜まり具合や尿道の通過を確認する必要があります。
尿のトラブルはよくあることではありますが、一歩間違えると命にかかわることがありますのでご注意ください。

関連記事:猫の下部尿路疾患(FLUTD)

 

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【スマイルグループ】動物看護士のお仕事とは?私たちの仕事内容をご紹介します。2022.11.01

今回は私たち動物看護士のお仕事についてご紹介します。
まず、朝、病院へ出勤すると、入院している子、ホテルでお預かりしている子の様子を確認し、お世話をします。
ウンチ、おしっこ、ご飯の食べ具合などをみて、異常があれば、獣医師に相談します。
その後は、検査の手伝い、手術の準備、診療の補助を行います。
診療中は、獣医師が診察を行いやすいようにするだけでなく、ワンちゃんネコちゃんにストレスがかからないように注意します。
また、飼い主さんからのしつけの相談に乗ることもあります。

来年からは、愛玩動物看護師の国家試験が始まります。
愛玩動物看護師の国家資格を取得すれば、獣医師の監視の下で採血や投薬が行えるようになります。
責任が伴いますが、国家資格取得に向け、日々勉強中です。

【お客さまへのお願い】
第1回愛玩動物看護師国家試験予備試験:令和4年11月6日(日曜日)

第1回愛玩動物看護師国家試験:令和5年2月19日(日曜日)

両日は、当院から受験するスタッフも多数いるため、診療に時間がかかり、待ち時間が長くなることが予想されます。
お客さまにはご不便、ご迷惑をおかけして恐縮ですが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

動物看護師

 

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【その他症例】犬や猫がかかる痒い病気「カイセン」とは?2022.10.03

カイセン(疥癬と書きます)という皮膚病を聞いたことがありますか?
イヌセンコウヒゼンダニまたはネコショウセンコウヒゼンダニという、ダニの一種が寄生する病気です。

 

『センコウ』とは穿孔、つまり皮膚に穴を掘ってアレルギー反応を起こします。
犬と猫の数多くある病気の中で、最も痒い病気だそうです。
痒いだけではなく、免疫抑制状態になり亡くなることもあります(特に猫に多い角化型疥癬)。

 

 春から夏にかけて子猫を保護される方が多いのですが、家に入れる前にぜひ、動物病院に直行してください!
(診療時間外のときは、背の高い段ボールなどでしっかり隔離を)

 疥癬に限らず、家に病原微生物が広まると治療が大変です。ご協力お願いします。

 

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