千葉・津田沼・習志野地域の動物病院グループ スマイルどうぶつ病院

/common/img/h3_case_dog.gif

細菌性皮膚炎(膿皮症)2018.06.15

膿皮症1膿皮症はブドウ球菌(Staphylococcus pseudintermediusなど)を主な原因とする、皮膚の細菌感染症です。

ブドウ球菌は皮膚表面の常在菌の一種であり、通常は病原性を示しません。

しかし皮膚バリアの脆弱化などの原因により、細菌が皮膚の内側に侵入したり毛穴で増殖することにより、皮膚に炎症が起きて痒みを起こします。

 

膿皮症2ヒトでは『とびひ』と呼ばれ、子供に多い皮膚病です。

犬はヒトと比べて表皮が薄い、皮膚pHが高いなどの特徴があるため、成犬でも頻繁に認められます。

特にアレルギー性皮膚炎(食物アレルギー、アトピー性皮膚炎)、脂漏症などの基礎疾患があると再発を繰り返しやすく、長期間にわたるケアが必要になります。

 

カテゴリー: 症例    犬の症例