千葉・津田沼・習志野地域の動物病院グループ スマイルどうぶつ病院

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狂犬病予防接種(4月~6月までは狂犬病予防注射月間です)2022.04.30

今年も狂犬病予防接種の時期がやってきました。

狂犬病予防法により、犬の飼い主は、狂犬病予防接種と注射済票の交付を受けることが、義務化されています。

◆狂犬病とは◆

狂犬病は、犬だけでなく、人、すべての哺乳類に感染します。

咬まれることにより感染し、人への感染の90%以上は、感染した犬に咬まれることによって起こっています。

◆狂犬病の症状◆

咬まれてから14日~30日くらいで発症します。

発症したら、ほぼ100%死亡します。

人の場合、咬まれてから、発症までにワクチンを接種する方法があります。

◆発生状況◆

日本では、1950年代を最後に国内での感染は確認されていませんが、WHOによると、毎年世界中で、5万人以上がなくなっています。

周辺国を含む世界のほとんどの地域で依然として発生しており、日本は常に侵入の脅威に晒されていることから、万一の侵入に備えた対策が重要となっています。

また、2020年には、フィリピンで感染したと思われる男性が、日本に入国し、発症しています。

 致死率が高いこと、人への感染のほとんどが犬からによること、ワクチンにより予防できること、などから狂犬病予防接種が義務付けられています。

◆参考資料◆

厚生労働省:狂犬病に関するQ&Aについて

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html

 

狂犬病の予防接種
狂犬病の予防接種

 

 

 

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