動物病院では体の中の異常を確認するのにレントゲンと超音波をよく使用します。
基本的にはどちらも痛みなどを伴うこともなく麻酔も必要ありません。
レントゲンと超音波はそれぞれに得意なものがあるので紹介します。
レントゲンは、空気の多いところ、硬いものを見るのに優れています。
例えば、肺、骨の異常、結石を調べる、金属の誤食の有無を調べる等に使用します。
また、造影剤を使用することによって、普段は見えにくい、胃腸の中やおしっこの通り道も見えるようになります。

超音波は、水分の多いものや動いているものを見るのが得意です。
お腹の中の内臓や、血液の流れがよく見えます。
超音波は当てている間、リアルタイムに動きを見ることができるので、動いている心臓の評価もできます。
