千葉・津田沼・習志野地域の動物病院グループ スマイルどうぶつ病院

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【スマイルグループ】スタッフ募集のお知らせ(若干名)2022.09.25

スマイルどうぶつ病院グループで一緒に働くスタッフを募集しています。

条件はただ一つ、動物のことが大好きであること!

 動物看護師は未経験でも歓迎です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

047-470-8976(担当:フカマチ または ヒサノ)

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【その他症例】犬、ネコを飼うときに注意すること-5つの押さえておきたい中毒物質-2022.09.07

まだまだ暑い日が続き、お家の中で過ごす時間が多い季節ですね。
そんなお家の中には、犬や猫に危険な中毒物質が数多く潜んでいます。
そこで、今回は『お家に潜む犬・猫にとって怖い中毒物質の5つ』を紹介します。
(特に、4つ目(キシリトール)・5つ目(ユリ)は、個人的にとても苦い経験がある中毒物質です!!!

◆チョコレート 来院頻度が1番高い!

 <対象動物> 犬(猫でも中毒が起こるが、まれ)
 <危 険 度> ★☆☆(まれに死亡する)
 <ポイント>

  • 摂取後1〜6時間に症状が起こることが一般的
  • ・カカオ含有量が多いと中毒症状が出やすい
     (カカオ含有量:ダークチョコレート>ミルクチョコレート>ホワイトチョコレート)
  • ・初期症状は、落ち着きがなくなる、嘔吐や下痢などの消化器症状、多飲
  • ・進行すると、多尿、興奮・ふるえ・けいれん発作など神経症状や呼吸器不全など

チョコレート

◆ネギ類(玉ねぎ、長ネギ、にんにく、ニラ など)

 <対象動物> 犬・猫 (猫は犬よりも危険かも!)
 <危 険 度> ★★☆(死亡することもある)
 <ポイント>

  • ・中毒量は、犬:15〜30g/kg、 猫:たった5g/kg で血液性状の変化を引き起こす
     可能性
    がある
     (玉ねぎ1個の重さ サイズ S:100〜150g M:150〜200g)
  • ・摂取後24時間以内に赤血球の変化が起こるので、数日後に貧血になることが多い
  • ・貧血以外の症状として、活力低下、赤い尿(ヘモグロビン尿)、黄疸、腹痛や
     嘔吐/
    下痢などの消化器症状

たまねぎ

◆ブドウ・レーズン 急性腎不全で死亡することも!

 <対象動物> 犬
 <危 険 度> ★★☆(死亡することもある)
 <ポイント>

  • ・中毒のメカニズムは不明で、中毒量も個体差により様々なので注意が必要
  • ・生のブドウよりレーズン(干しブドウ)のほうが、危険度が高いと言われている
  • ・症状としては、摂取後24時間以内に、嘔吐、食欲不信、下痢などが起こり、
     摂取後48時間以降に急性腎不全を発症することがある

 

ぶどう


◆キシリトール ガム1粒が命取りに!!!

 <対象動物> 犬
 <危 険 度> ★★☆(死亡することもある)
 <ポイント>

  • ・摂取後30〜60分で低血糖なり(摂取によりインスリンが大量に放出されるため)、
     低血糖は摂取後12時間程度まで起こりえる
  • ・大量に摂取すると急性肝障害や血液凝固異常を生じる可能性もあり、摂取後9〜72時間以内
     に認められる
  • ・中毒量は、低血糖:0.1g/kg以上 急性肝障害:0.5g/kg以上 である
  • ・一般的なキシリトールガム1粒のキシリトール含有量は0.3〜1.3g程度
     (つまり、10kgの犬で1・2粒で中毒量となることもある

キシリトール

◆ユリ 非常に危険!!!!

 <対象動物> 猫
 <危 険 度> ★★★(死亡する可能性が高い)
 <ポイント>

  • ・ユリ属(テッポウユリ、オニユリ、アジアンティックリリー、ヤマユリなど)の植物
  • ・花びらや葉や茎、花粉などを少量摂取しても中毒が生じる
     (例えば、葉っぱ1枚でも
  • ・メカニズムは不明だが、急性腎不全を引き起こし、死に至ることがほとんどである
     (救命できたとしても慢性腎臓病になってしまう)
  • 摂取後12時間以内に、嘔吐、食欲不振、多飲・多尿などの症状がでる
  • ・嘔吐から始まり、摂取後4〜6時間以内にいったん治まり、改善したように見えることが
     あるが、摂取後24〜96時間以内に急性腎不全に陥る

 

※急性腎不全の症状:無尿(尿が全く出ない)や乏尿(尿がほとんど出ない)など

ゆり

1番の予防は、中毒物質となるようなものを身近におかないことではありますが、現実的に難しいものも多いです。
日々生活をしている中で、万が一中毒物質を摂取してしまったら、『元気だから』『少量だから』などと考えずに、すぐに動物病院にご相談ください

 

※本記事は以下の書籍を参考にさせていただきました。
動物看護専門誌as(アズ)2018年5月号

 

 

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【その他症例】ペットの尿の異常~おうちでも分かること~2022.08.01

ペットの尿を見て病気を見つけることができます。

注意が必要な症状と考えられる病気

(1)  尿の回数が多い
  1回の尿の量が少ない
  →膀胱の異常 (膀胱炎、結石、腫瘍など)

  1回の尿量が多い 通常は飲水量も増加
  →1日の量が体重1kgあたり50ml以上なら多いと判断されます。
   内分泌疾患(糖尿病、クッシング症候群、尿崩症)、腎臓病、薬の影響

(2)  尿の回数が少ない 緊急の場合が多いので特に注意
  →脱水、腎臓病、神経の異常、尿路閉塞
   尿が全くでない場合、直ちに対応が必要です。すぐに来院ください

(3)  尿の色
  薄い 透明 →尿崩症や腎臓病
  赤い    →血尿、玉ねぎ中毒など
  濃い 茶色 →黄疸、尿路感染
  乳白色   →重度の細菌感染
  キラキラ  →結晶(結石の元)

(4) 匂い
  アンモニア臭 →細菌感染
  甘酸っぱい  →糖尿病
 
(5)  おもらし
  生まれつきの奇形(異所性尿管)、神経疾患 避妊手術後

上記のような症状が認められた場合の病気の目安です。尿検査や血液検査など詳しい検査が必要になります。当院へご相談ください。

ペットの尿で病気発見

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