千葉・津田沼・習志野地域の動物病院グループ スマイルどうぶつ病院

病院ブログ

【症例】ワンちゃん、ネコちゃんの口の中に出来る“できもの”について2023.06.04

ワンちゃん、ネコちゃんは、口の中にできものができることがよくあります。

できものの原因としては、腫瘍、歯周病などがあります。
だだし、見た目だけでは、原因が何なのかわかりません。
生検(細胞、組織を一部とって調べる検査)が必要になります。
その結果を見て、今後の治療法を決めていきます。

ワンちゃんの口の中のできもの

写真のワンちゃんは、歯肉にできものができています。
生検の結果、悪性黒色腫(メラノーマ)をいう腫瘍であることがわかりました。
手術によって摘出し、その後、抗がん剤を投与しています。

口を気にする、ご飯の食べ方が変、よだれが多くなった、顔が腫れたなどは、口の中に異常がある可能性があります。
ワンちゃん、ネコちゃんにこのような状態が見られた場合は、一度、ご相談ください。

 

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【その他症例】粉瘤(ふんりゅう)という病気について2023.05.09

粉瘤(ふんりゅう)という病気をご存じでしょうか?
皮膚の内側にできる、角質(フケ)がたくさん貯留した袋状の病変です。
アテローム毛包嚢腫などの名前で呼ばれることもあります。

慢性的に皮膚がこすれると発生する場合もあるようですが、無関係の場所に発生することが多いです。
犬でしばしば見かけますが、猫もできることがあります。私たち人間にもできやすい病気のようです。

 細い針でしこりの中心をさし、中から角質が採取されることで臨床診断します(確定診断は病理組織検査が必要です)。

粉瘤(ふんりゅう)という病気について

くり抜き法という術式であれば、局所麻酔だけで治療が可能です。
しかし、写真のように内部で破裂したり、細菌感染を起こして強い炎症を起こしている場合は全身麻酔が必要です。

粉瘤が大きくなってきたら、早めにご相談ください。

 

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【スマイルグループ】わんにゃんドック(おてがるコース)について2023.02.28

 数年前からスタートしたわんにゃんドック(おてがるコース)!!!
(すでにご存じの方も多いと思いますが、外部の検査機関に委託した血液検査

肝臓や腎臓、血糖値やコレステロール、ミネラルなど様々な血液検査項目があります。
オプションには、甲状腺ホルモンやフルクトサミン(糖尿病の特殊検査)などもあり、同時にチェックすることができます。

 検査の目的は、大きく分けて3つ!

  1. 1.健康であることを確認することができる(安心して日常生活を送るため)
  2. 2.異常値を検出したときに早期発見・早期治療につながる
     (超音波検査やレントゲン検査、尿検査などを追加で行うことが多いです)
  3. 3.慢性の病気のある動物(体調は安定している)の定期的検査
     (様々な項目があるため、病気の検査項目と同時に、他の臓器のチェックができます)

 

わんちゃん・ねこちゃんの1年は人の4年に相当します。
我が家の犬は高齢のため、最低でも1年に1回の血液検査と画像検査を実施しており、いち飼主としても安心しています。(^^)

外部の検査機関に委託するため、結果が出るまでに数日かかります。
健康診断やワクチン接種で来院した際に、長時間のお預かりも必要なく、採血だけ実施することが可能です。

ご興味のある方はお気軽にスタッフまでご相談ください。

わんにゃんドック(おてがるコース)について



 

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